まいみんこ

国民的アイドルが所属する某ハロプロのBとか℃とかのアダルト小説です

(28) デュエル!


「舞美、これいいんじゃない?フリルとリボンが似合うわよ」

母親が無邪気な顔をして、胸元にワンピースをかざした。
正直可愛いと思う。いや、母じゃなくて、服が。
だが、過去の経験からいって母親と自分の意見が一致した服は、往々にしてメンバー
から「ダサい」という判定が下ることが多かった。

唯一、こき下ろさないのは、梅田えりかくらいだ。

えりの場合、服を直接否定するのではなく「舞美だから可愛いんだよ」と言う。
喜んでいいのか、反省の材料とすべきなのか?なんの参考にもならない。

土曜の午後、珍しく親について買い物に来た。
仕事が忙しかったこともあって、かなり久しぶりの親孝行。
友理奈との先約があったが、合同コンサートのレッスン、リハーサルが始まってしまえば
どうせベリキューメンバーでちょくちょく顔をあわせることになる。
ということは……身体の色んな部分も合わせる事になるだろう。

さて、最近調子づいていた友理奈は、舞美とセックスができることが当然の権利で
あるかのように思い始めていたふしがあった。

(これではあたしは単なる格下のセフレ女になってしまう…)

自らの価値の下落を感じた舞美は、笑っちゃおうよセックスフレンドになる前に
プレミア感を出すため、わざと友理奈の約束を反故にした。
母親に洋服をねだったのは、ついでに過ぎない。

ブティックを出ると、雨足が強くなっていた。駅に着く頃には、陽も傾き、世界は
灰色一色に覆われていた。そこそこ混みあっていた車内。ちゃっかり座っている
母親を横目に、ドア側に立った。

♪♪ラーララーラーラーラーラー…♪♪

突如、℃-uteの新曲が響き渡った。ドキリとして周囲を見渡す。
ヲタか、ヲタがいるの?STK?キモーイ!

(あ、いや…そうだ、こないだ着メロ変えたんだった!)

慌ててカバンから携帯を引っ張り出し、舞美は耳に当てた。
普段からの習慣で、相手が喋るまでは何も言わない。タレントとしての習いだ。

「……あ、もしもし?舞美ちゃん?あのさ今、千聖といるんだけどさ、今どこ?」
栞菜からだった。舞美は受話口を手で多い、小声で話す。
「今、電車の中…。えーっと、緑ヶ丘を過ぎたとこ…」
「あ、グッジョブ!めっちゃピッタンコカンカン!」
「何が…」
「喋んなくていいよ、電車でしょ?このまま聞いてて…」

実は栞菜も車内なのだが、一方的に話し始めた。

いわく、桃子が友理奈の家に行っていること。そしてそれは肉体関係を前提とした
訪問であること。そのことによって結果、友理奈が舞美から離れる可能性があること。

舞美は驚きを禁じえなかった。
友理奈に対して「桃子食べちゃえ」と言ったのは、あくまでも冗談の範疇に留まる。
それを本気にして、あの「寸詰まり」を肉欲のターゲットにするとは、よほど飢えて
いたのか、オナ禁でもしていたのか。

そして舞美は、嫉妬の紅い炎が心にともるのを感じた。

同期で芸能界に入った、矢島と嗣永。(と他の2人)
デビュー作の映画では、主役を取られた。自分はいじわるなお嬢様役だった。
ZYXではほとんど目立てなかった。あいつはブリブリなキャラで村上を食わんと
していた。

そして、Berryz工房の立ち上げ。後塵を拝したあたしたちは、彼女たちのコンサートを
客席で観覧し「勉強する立場」になってしまったのだ。あまりの悔しさに、血の涙を
流したのが昨日のことのようだ。

それから幾年か経過し、ようやく同じ土俵で戦えるようになった…。
ここに来て。また、あいつはあたしから奪うのか?

「まあ…、でも熊井ちゃんはベリーズだから、しょうがないかもね。桃子ちゃんの
魅力にやられちゃうかもしれないよね」

栞菜の声が電話口で遠く聴こえた。言外に「あんたの魅力が足りないから、友理奈を
引き止めて置けないんだよ」という煽りが含まれているのは明らかだ。単純な性格の
舞美は、心理戦において栞菜の足元にも及ばない。

「今から友理奈の家に行ってくる!場所、どこ?」

栞菜は口元を歪め、笑みを浮かべた。
こうも簡単に挑発に乗ってこられると、興が失せるというものだ。
電話を切って待つように、メールで地図とか情報を送るから、と伝えた。

携帯を耳から話し、受信を待つ舞美。
ふと、母親の目線を感じる。車内で、通話するんじゃないわよ、と言ってるようだ。
舞美がマナーモードに変更すると、液晶ディスプレイに「メール受信中」の文字が
表示された…。



「で、どうだったの?舞美ちゃんに色々言ってたみたいだけど」
電話を切って、メールを打っている栞菜に、千聖が詰め寄った。
「これから行くって。ラッキーなことに舞美ちゃん、熊井ちゃんの家の近くを通る
電車に乗ってたんだよ」

栞菜の声にかぶさるように、アナウンスの声がスピーカーから響いた。

「えー、大変お待たせいたしました。当列車は、間もなく発車いたします。お急ぎの
ところ、ご迷惑をおかけいたしました」

ガクン、と車両が振動し、雨露の垂れる車窓がゆっくりと動き出した。
だがしばらくは徐行運転だろうから、やはり若干舞美の方が先に着くだろう。

(それにしても舞美ちゃんがあんなに熊井ちゃんにご執心とは…)

栞菜の当座の目的は、桃子の身体の解析にある。もちろん将来的なプランもあるが。
だが安全に、それを遂行するには桃子自身の協力と、桃子の能力に対抗できる存在が
必要不可欠だった。自分で性戯の限りを尽くすことも考えないでもなかったが、その
前にいかにあのエキスを無毒化するか、のほうが先決であろう。

淫獣nkskが、友理奈を鍛え、そのペニスを桃子にあてがう。
快感を知った桃子は、操り人形と貸し、栞菜にたいして従順になる。
そのシナリオが崩れ始めている?

早貴は自慰中毒となり、日がな一日中、暇さえあれば下着を濡らしていた。
継続的に「ドラッグ」を与え、分泌液の成分を調べているが、桃子のデータにはほど
遠かった。まだ何か足りない部分があるのだろう。だが、目処はついていた。
確立変動完成まではもう少しだ。

まだ弱いままの友理奈が桃子に溺れてしまえば、ペニス持ちは千聖しかいない。
だが少年は、桃子に対してはまだまだ非力すぎた。性徴、もとい成長を待つべきだ。

やはり舞美に、妨害をしてもらうしかない。体格的にも、性格的にも強い舞美なら
桃子をきっと押さえつけられるだろう。

あとは友理奈が、まだ桃子と関係をしていないことを祈るだけであった。



「あ、あ、あああっ、イクぅ…、んんっ、ふっ!」

友理奈は鼻孔を膨らまし、目をつぶった。
仰向けの状態で腰を持ち上げ、騎上位でまたがった桃子の性器に、突きささったペニスを
かき回す。膨れ上がる亀頭。肛門がきつく何度か締まり、絶頂に達した。

…ああ、何度目だろうか?…8、9?10以上?
とっくに精液は発射されなくなっていた。ただ、オルガスムスの感覚だけは明確に感じる
ことができている。

「しかし…くまいちょーはタフだねえ。普通なら気絶してるよぉ」

ペニスを膣にくわえ込んだまま、身体を友理奈に預けた桃子。ふんわりとした乳房が
心地いい。下半身の熱く締め付けられる感覚が無くなった。ペニスが抜けたのだろう。

「ふふ…オチンチンさすがに元気が無いみたい。…くまいちょー、ひざ抱えて、お尻
あげてくれる?」

何をするのか?と疑問は感じたが、桃子の言うことならきっと気持ちいいに違いない。
友理奈はあおむけのまま膝を胸元に寄せて、ヒップを浮かせた。ダラリとした睾丸の袋や
象の鼻のようにしなびた陰茎が天井を向いた。

桃子は自分の愛液を指先に擦り付けると、友理奈の肛門へ塗りたくった。
キュッとすぼまって驚くアヌス。

「お尻の穴、緩めてくれる?」

桃子の意図を理解した友理奈は腹部を脱力させ、息を吐いた。途端、ヌルリと直腸へ侵入
する桃子の中指。モゾモゾと下半身で動き回り、腸壁を刺激していた。
疲れきった友理奈の意思とは関係なく、ムクムクと膨らみ始めたペニス。包皮を被り、仮性
の状態にあったカリ部分がめくれ上がり露出した。そして、あっというまに、そそり立って
しまったのだった。

「…アーッ!」

入れるほうから入れられる方へ。カエルのようにM字開脚のまま、肛門をいじられて
感じている恥ずかしい自分。桃子の指先にはウンチの汚れがついてしまうのは確実だった。
だって今日はまだ排便をしていないから…。

その時、お湯につけたような温かい感覚が亀頭を襲った。桃子が勃起した陰茎を唇で
挟み込み、ハーモニカを吹くように唾液でマッサージをしていたのだ。
膣に挿入しながら、ケツを犯されている奇妙な「やらないか」擬似感覚だった。
桃子は中指に、人差し指と薬指を追加した。肛門括約筋が伸びきって悲鳴を上げる。
それでもズブ…ズブ…と、肉のリングにめり込む、女の子の白い指。

「あー、あー、ももちぃ…、お尻ぃ、熱いぃ…、あっ、ああっ…!」

桃子の指先がカギ爪状に曲がり、直腸内壁から前立腺を刺激する。
ギュゥゥッ!急激に締め付ける友理奈の肛門。小刻みに痙攣する大きなヒップ。
陰茎の裏スジがピクピクと血管をあらわにすると、赤黒い亀頭がツヤを増して鎌首を
もたげる。吐き出すものも無いまま絶頂。

「お尻でイケるんじゃん、こんど千聖にオチンチン入れてもらったら?あ、ウンチついてる」

抜いた指の臭いを嗅いで、眉をひそめるとクックッと笑う桃子。
恥じる気力も無く、ぐったりとベッドに突っ伏す友理奈。

ドバン!

その時、部屋の扉のドアが開いた。

「あ、あんたたち、何やってんの…?」
「…え?舞美?なんでここに?」
「……舞美ちゃん…?」

視線を交錯させる三人。友理奈は起きようとした。だが身体が鉛のように重く、さらに
こんな状況だと言うのに恐ろしい眠気が襲っていた。萎縮したペニスをさらけ出したまま
ベッドに仰向けに寝転がる。

「友理奈…、お疲れのようねえ。さぞ気持ちよかったんでしょう?」
「そうそう、なんか気に入られちゃったみたい。10回以上したよウフフ…」

答える気力も無い友理奈に代わって、桃子が言った。

「あたしの身体、魅力的なんだねぇ、きっと。友理奈が全然離さないんだもん」

奇しくも栞菜が言ったのと同じようなセリフだった。だが栞菜は故意に扇動目的で言った
のに対し、桃子のこれには実際には悪意が無かった。
しかし、残念ながら嫉妬に燃えた舞美にはこう聴こえる。

(あんたの身体、魅力無いのねぇ、きっと友理奈が飽きたんだよ)

眉間にしわを寄せながら、舞美はベッドに腰掛けた全裸の桃子に近づいた。

「さすがプロフェッショナルね。そうやって、周りを虜にして、さらに地位を固める
つもりなの?あたしから友理奈を奪って、楽しい?」
「…何言ってんの舞美。あたしはやだって言ったんだよ。それを…」

パン!

桃子の視界がぶれた。舞美の平手打ち。正確に左頬を捉え、軽快な音を立てる。
立ち上がり、キッと上目遣いに舞美をにらみつける桃子。

「…ったいなぁ〜。あにすんのよぉ?」
パン!今度は桃子から、一撃。同じく右手が左頬を打った。
どちらもイエスキリストではないから、逆の頬を差し出すような聖なる心は持ち合わせて
いない。必然的にガンの付け合いになった。鼻先が当たるほど、顔を付け合せてすごむ。
そして狼狽する友理奈。
「ちょ、ちょっと2人とも。やめなよ、ケンカは…」

舞美が友理奈に向き直った。
「友理奈…、どっちが気持ちいい?あたしと桃子。どっちが、い、い、の?」
その瞳に宿る青白い炎にたじろぐ友理奈。とっさに桃子を見た。
「くまいちょー…。あたしだよね?あたしじゃない、とか言ったら、2度とさせてあげない
んだからね!」

3秒ほどの沈黙。

「…ももちの方がいい、というか、全然上、ヤバイくらい…やめられない…」
「ほら、やっぱりぃ〜、くまいちょー大好きぃ、ウフフフ……うぷっ」

舞美の右こぶしが桃子の腹を襲った。くの字になって膝をつく桃子。

「…う、うえっ、何すんのぉ、舞美ぃ…」
「あんた、ムカつく。元々ムカついてたけど、やっぱ、天敵だと思う。嫌い。」
「な、何勝手なこと、言ってんのよ!」

立ち上がりブンブンと腕を振り回し突進する桃子。ガッチリとその身体を抱え込む舞美。
2階級以上の体格差があった。全く勝負にはならない。
舞美は足払いをかけて、桃子を放り投げた。裸体が転がって、桃子自身のカバンの上に
重なった。…ピクリとも動かない。

「ちょ、ちょっと舞美ちゃん、やりすぎじゃ…」
心配そうな友理奈の表情を見て、不安になった舞美は、うつ伏せになって倒れている桃子
に近づき、手を差し伸べた。
「…打ち所悪かったかな?だいじょう…うわっ!!」

ゾンビのように急激に動き出した桃子は、舞美の手首を掴むと体重を一気にかけて引き
倒した。桃子は回転しながら起き上がり、体勢を入れ替えると、舞美にのしかかった。
何か、黒いモノを手に持っている。それを舞美の首筋に当てる。

バチン!

絨毯に倒れこんだ舞美の身体がエビのようにのけぞった!
幾度か背中を波打たせると、うつぶせのまま動かなくなった。
弛緩した口元から、よだれが垂れる。

(…な、なに…、身体が、痺れて…、全然動けない、口も…喋れない…)

「スタンガン。舞美、知ってる?護身用の武器ね。ウフフ、まさかあなたに使うことに
なるとは思いもしなかったけど、ウフフ、フフ、…フー、…ふざけんじゃねええええ!」

桃子の足は舞美の背中を踏みつけた。何度も、何度も。わき腹を蹴った。そのままつま先で
舞美をひっくり返し仰向けにする。
あまりの桃子の変貌ぶりに呆然とする友理奈。

「あたしは一方的に売られたケンカを見過ごすほど冷静じゃない。ゆっくり仕返しさせて
もらうからね…」

舞美のスカートをめくる桃子。水色のパンティが盛大に濡れ、太腿にしずくがついていた。
電撃による麻痺のためか、舞美は失禁していた。わき上がり鼻を突く小便の臭い。

時刻は午後6時を回ろうとしていた。

(つづく)

  1. 2008/03/01(土) 11:06:32|
  2. 21話〜40話|
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