まいみんこ

国民的アイドルが所属する某ハロプロのBとか℃とかのアダルト小説です

(60) 黄金時代【1】


対峙する2人と1人。
ホテルの廊下はピンと張り詰めた空気で、今にも頬が切れそうであった。

「…めぐが、どうしたの?あなた達、あの…脱退のこと、何か事情を知っているの?」

早貴の瞳は真剣で、逃げを許さない勢いがあった。
桃子と栞菜は顔を見合わせる。
もう全てを、終わらせる時期に来たことを悟った。

「なっきぃ、このE−1は、めぐの事を踏まえて作り上げられた、あたしたちに
与えられたシャングリラなんだよ。こっちに来て…」

そう言うと栞菜は歩き出し、自分の部屋のドアへと向かった。
カギを挿しこみ、ロックを解除する。スチール製の扉を引き、開け放った。

「…なにをするの?栞菜?ねぇ桃子も、何とか言ってよ!」
「あなたが知りたいと思っていることを、ゆっくり教える」

早貴の腰に手を回した桃子は、身体を密着させるようにして、暗い室内に少女を
押し込んだ。続いて栞菜も入り、照明を付ける。
各々が腰を落ち着けると、桃子はペットボトルの蓋を開け、一気に飲んだ。

夜の大阪。
何の変哲も無いシティホテルのワンフロア。
偶像と崇め奉られている少女達の性の饗宴が、今もまだ繰り広げられている。


(60) 黄金時代【1】


あたしの名前は村上愛。

「愛」と書いて「めぐみ」と読むの。よく間違えられて「あいちゃん」って呼ばれる
ことが多いけどね。みんなは「めぐ」って呼ぶよ。
誕生日は1992年6月6日生まれ、血液型はA型。身長143センチくらい。
まだ小学5年生だけど、実は「アイドル」やってます。

今日は事務所の近くのスタジオで、ダンスレッスンです。
夏にやった「ZYX」の2枚目のシングル曲の振り付け練習をしている所。
正直言って、他の子よりも上手いと思っている。…なんて。油断してたらすぐに追い
抜かれちゃうかもしれないから、得意なターンをもっと極めようと思って居残り練習。

「んー、もうちょっと顔を戻すのを早くした方がいいのかな?」

鏡を見ながら、くるっ、くるって、何度もまわる。
その前のステップをカウントで踏んで、ターン。…ちょっと目線が外れたかな。
踊っているときはお客さんの目を見なさい、って言われているもんね。

シーンとしている練習室。先生は事務室の方に行っている。
他のみんなはもうとっくに帰っちゃったので、あたし一人だけが、ガラーンとした
木の床の上でドタバタ踊っていた。

Tシャツに短パン姿の小さな女の子が、壁一面の大きな鏡の前で、ちょこまかと
動いている姿…そんな自分を見ていると、真面目なんだけどなんか滑稽だ。
8時にお母さんが迎えに来てくれるまで、まだ少し時間がある。

もう少し練習しようか、でも一人でやってても…、少し飽きてしまった感はあった。
それに初冬の気温が、窓ガラスを通して部屋に侵入し、少し寒い。
練習中はエアコンを付けていたが、あたし一人になってからは(気を遣って)省エネ
のために切っていた。

「ん…そろそろ、行こっかなぁ…」

下腹部が懸命に何かを訴えていた。でもまだいいか。悩む。どうでもいいこと。
これ、あたしの癖なんだ、しょうがない。
エッ?何がって?

オシッコをすごく我慢してしまう癖。

ちょこちょこ行くのが面倒で、結構限界まで溜め込んでしまう。意味は無い。
それだと尿意が気になって他のことができないだろうと思いきや、集中力だけはある
から、オシッコのことマジ忘れしてしまうことが多い。
恥ずかしい話、だから少しだけ(ほんの少し!)ちびってしまった経験も多いの。

こないだの「うたばん」での収録の時とか、…やってしまった。あたしの苦手な
お化け屋敷に放り込むスタッフさん、酷い。小学生女子、すごい驚かすし。
びっくりしたとき、チョロ〜て漏れちゃって、パンツにじわっ…て広がって。
必死で止めたけど、ムカついたからお化け役の人、バンバン叩いちゃった。

あーこれからお世話になる(はずの)TBSさん、どうかめぐを見捨てないでね。
オシッコで濡れたパンツでそのまま収録して、歌まで歌ったんだから、そのプロ根性
見て欲しいな。あ!でも気づいてないで欲しい。

鏡の前で手を合わせて、ニコっと首をかしげるあたし。
どうかな?これでファンを魅了できるかな?
あと武器は…、この胸!まぁ、まだまだ大人サイズじゃないけど、舞美とか敵じゃない。
将来に渡って敵は居ない、と思いたい。
歌とダンスのアイドル。と言っても、水着着ることもあるだろうし…、スタイルは
いいに越したことない。結局は男の目線をどう得るか、ってことだし。モー娘。だって
その為に写真集を出している。

あたしはお尻に手を回し、プリッと突き出すと、鏡に向かってウインクをした。
…媚びてる小学生だなあ。もっと健康的なポーズ…そうだ「だっちゅうの!」。
…だめだ、さすがにおっぱいの谷間はまだ創造できない。

「うーん、股の谷間はあるんだけどなぁ…当たり前だ」

何の気なしにあたしは半パンの上の隙間から、下腹部に手を入れて撫で回した。
大して生えていないまばらな薄い陰毛が指先に触れる。
そのさらに下、太腿の付け根の三角地帯から始まる、プニプニとしたワレメ。

「…ちょっと、めぐ?何してんのよぉ…」

鏡の中の女の子に向かって話しかけるあたし。その少女は、バレエレッスン用の
バーに左手を預け、右手はズボンの中へと入れ、己の下半身をまさぐっていた。

信じられない、こんな所で「オナニー」とか。

…その単語、考えただけで、顔が赤くなる。
去年、みんなで泊まったとき。友理奈と夜したこと。
あの時は、ほとんど知識が無かった。否、知識だけしかなかったのだ。
貞操や羞恥心と言った概念が無く、ただ「あたしはこんなことを知っているんだ」
という子どもっぽい(今も子どもだが)見栄だけで、軽はずみな行動をしてしまった。

この一年ちょっとで、もっと多くの性情報を得、さらに他の女子の真面目な考え方や
親から受けた「命の授業」の影響もあって、あたしの他者への行動は慎重になった。
だから友理奈や千聖とは、あれ以来、性の話題を一切していない。桃子ともだ。

(でも…)

肩幅の広さだった両足が、さらに広げられた。
指先がワレメに沿って、股間に張り付く。

(オナニーは…)

汗でベトベトしている粘膜質の花弁。スーッと、掻き分けるようにひっかいた。

「やめられない、よ…、もう、あー、オシッコしたいのに…」

小学5年生で、こんな、さっきまでみんなが居たレッスンスタジオで。
おまたに指を当てて、敏感なお豆をクネクネ押して刺激して。
あたしってもしかしたら変態かもしれない。

一旦、パンツの中から戻した指先を顔の前に持ってきた。
鏡の中の少女も同じ事をしている。中指の表面が、少し濡れていた。鼻に近づける。
汗とオシッコの乾いた匂い。チーズの湿った臭い。昨日お風呂入ったのにクサイ。
でもオナニーの時のネバネバ、まだそんなに出てないみたい。

鏡の子、すごいいやらしい目で、あたしを見ている。こっち見んな。
顔が赤い、耳が赤い、鼻の頭も真っ赤。あんた、トナカイさん?
口元がだらしない。赤ちゃんみたいに、少しよだれが出てる。
ぺロッて、唇を舐めた。

「あ…、ん、くすぐったっ…!」

あたし、いつのまにか右手をまたパンツの中に戻していた。
でも、敏感な部分に直接触れると、まだ少しピリッとして痛いくらい。子どもなのかな。
じゃあ、パンツの上から触ってみよう。…と思ったけど、半パンとの隙間に手を
突っ込むと、窮屈でワレメをあまりいじくれない。

(そうか、ズボンの上から、揉んじゃえばいいんだ…)

ハーフパンツのまたぐらを、ギュッと掴むようにして触ってみた。
あ、これいい。すごいソフトな感じ。
生地がガードしているから、デリケートな部分にはピンポイントでタッチできないけど
なんだかもどかしくむずがゆい所が、いい。

どんどん前傾姿勢になっていく、あたし。
バーに左腕全部のっけて、腰を曲げて、ハァハァしてる。
アゴを上げると、鏡に映るドアップのあたしの顔。
ワレメいじって、気持ちよくなっているのに、おでこにしわを寄せて、目を細めて。

すっごい変な顔の女の子。
教室の男子より、ずっとずっとスケベな顔だ。
でももっといやらしい表情になる時がある。
たまにキィーンって、針が振り切れるくらいに気持ちよくなる瞬間が、そう。
その時はどんな顔してんだろ。見ることができない。だって目をつぶっちゃうから。

「あっ…、はっ、はあ…、ん、…キモチいい」

…止まらない。何か忘れてたような気がしてる。
ここはダンススタジオ。お迎えの時間は…。えーと、えーとぉ。

股間に張り付いたようにその場を動くことを拒絶している右手。
小刻みに、一番、感じるところをこすってる。シュッシュッって。

あ、段々、速くなって。ワレメのくすぐったさが、お尻に移動してきた。
だめっ、なんか、来るっ。すごくキモチイイ波。
いつものオナニーしていてジンワリ広がるのと違って、もっとすごそうなの!
これ、来てから、止めよう、あっ、あっ、だめ!だめってばぁっ!

「うう、駄目、お、おしっこ、出るっ…んっ、めぐ、だめぇ…むぁっ…」

お尻の穴がブルブルって震えた。
何度か開いたり閉まったりしてる。お、おなら出そう。
口を大きく開けて、息を吐き出した。悲鳴が出そうで出ない。
キモチイイんだと思うけど、ここまですごいのは初めての感覚。

「くぅ…………………ッ!」

気が付くとあたしは、両手でバーを握って、身体が崩れ落ちるのを防いでいた。
内股になって太腿をぴったりあわせ、抜けそうな腰を支えている。
鏡の中のあたしは、息を止め、今にも泣きそうな顔をしていた。
その理由は分かっている。

もう自分が、我慢できないことを知っているからだ。

「…ふわ、ああ、駄目、もう…無理ぃ」

パンパンに膨らんだ膀胱から、オシッコが尿道を通り過ぎた。
ほんの一瞬だけの熱い感覚。
だがそれは、あっという間に股間全体を濡らすぬるいジンワリ感へと変わった。
男の子はどうかしらないけど、女の子はもうこうなったら絶対止められない。
むしろスッキリとした解放感、出るだけ出たらいい。もー、やけだ。
閉じていた太腿を広げ、身体を起こした。

ぴちゃびちゃびちゃ……

足を伝わって、幾条ものしずくとなり、靴に染みこんで行く黄金の川。
半パンの股間部分に溜まり、あふれ出て、両足の隙間を滝のように滴り落ちるナイアガラ。
言い方を変えてもやっぱりあたしのオシッコだ。
いつもはトイレにしている、黄色い液体。神聖なダンスフロアを汚してしまった。
だんだんと床から、クサイ臭いが上がってきた。

どうしよう…。

あたしは目の前の鏡を見た。
その女の子のズボンの股間には大きな染みができていた。床には、水溜りがあった。
どこからどう見ても、お漏らし直後のひどく情けない女子小学生だった。

(オナニーしてて、すごく気持ちよくって、お漏らししちゃった…なんて)

いや、後悔はあと!
とにかく着替えなくっちゃ…。と、あたしが振り向いたまさにその時、スタジオの扉が
ガラリと開いた。

「…も、も、も、桃子?」
「まだ、練習してたんだね、めぐ」

やばい、やばい!この子にだけはバレたくなかったのに!
思わずあたしは、あわてて床に広かったしずくを靴でかき集めてしまった。
ピチャッ、ピチャッと、水音が広がり、余計足元に注意を引き寄せる結果となる。

桃子はあたしの下半身を、それから床のオシッコをじっと見つめた。

「…あ、あのね。これは、その…」
「めぐぅ、電車賃貸してくれない?駅に行ったらちょうど持ち合わせがなくて、それで
戻ってきたのよ、あたし」
「あ、うん、それは、全然OK、OKよ?」

桃子は基本的には家まで一人で、電車で通っていた。
わざわざスタジオに戻ってきたのだから、本当に金が無いのか。
実は持ち合わせがあるんだけど、村上家のクルマに強引に乗せてもらうため戻ったのか。
それともこのお漏らしを見て、とっさに返す気の無い口止め料を手に入れることを
本能的に思いついたのか。

あたしは一番最後の選択肢が、もっとも有力だと考えていたんだ。

でも、結果的には大外れだった。
そしてこのお漏らしが、これからの芸能生活に、あれほど影響を与えることになるとは
小学生のあたしにはまったく思いも寄らなかったんだ。

桃子は仔犬ダンの時から変わらない、甲高い声で優しく言った。

「で、この匂いと、濡れた半パンは…。めぐ、オシッコ漏らしちゃったんだ?」

あたしは力なく頷いた。

(つづく)

  1. 2008/06/03(火) 23:26:18|
  2. 41話〜|
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