まいみんこ

国民的アイドルが所属する某ハロプロのBとか℃とかのアダルト小説です

(63) 堕ちた偶像

「清水、嗣永、夏焼、須藤、石村、徳永、熊井、菅谷、以上8人をスターティング
メンバーとすることに決定した。なおあくまで暫定メンバーなので、今後入れ替わったり
することもあるから、選ばれた者も、選に漏れた者も、気を抜かずかんばるように」

(えっ、あたしが。…あたしが、落ちた?)

「ベリーズ工房」という名前の、キッズ新ユニット。
ZYXでボーカルパートを多く任され、15人の中では比較的頭一つ出た活動をして
いた村上は、失意の底にあった。

事務所の一室で集うメンバーたち。
遠慮がちな喜びの声。すすり泣く声。悲喜こもごも入り混じる。

桃子は自分が選ばれたことに少々の意外さを感じていた。
芸能界への執念はあったものの、自らのタレント能力に別段自信は無い。
過去のアイドルの仕草を参考に、ブリッ子キャラを確立するのは、これ以降のこと
である。

勝者と敗者。お互い言葉を交わすことはほとんど無く、気まずいまま散会となった。
レッスン後の発表だったため、すでに外は暗い。マネージャーの車や、個人の送迎で
各自帰宅することになる。

「桃子、一緒に乗らない?」
「えっ…」

すでに道路につけていた、村上家のクルマ。ハザードランプを付けて、停車している。
後席のドアを開け、めぐみは桃子を誘った。

これまでにも数多くあった光景。
電車賃をケチって小遣いに回している桃子は、遠慮などしたことが無かった。
だが、今日は。

運転席にいるのは、めぐの母親。きっとクルマの中で、新ユニットの話が出るだろう。
自分の娘が落ちて、同乗している友人が受かってると知れば、いい顔はしまい。
そんな雰囲気には耐えられそうに無かった。

「…いいよ、今日は、電車で行く」

桃子の言葉に、めぐみは少しだけ傷ついたような表情を見せた。

「そう?…別に気にしなくていいのに。じゃあ、おやすみ、桃子」

クルマが動き出す。スピードを上げて遠ざかる。
開いていくその距離、これが彼女との心の距離に比例していくのだろうか。
いつのまにか、桃子は泣いていた。
不思議なことに、そのことに自分では気づいてはいなかった。

この日を境に、二人の秘密の戯言はいったん幕を下ろす。

結局、メンバーの入れ替えが行われることは無く、ダブルユーとのコンサート、単独
コンサートを経て、ハロプロ内での地位を高めていくベリーズ工房。
残りのメンバーは1年半後、℃-uteという名前を与えられ、遅れてきたエースとして
スタートすることになる。

すべては前へ、前へと動いていた。



「そんな時、舞波が辞めたんだよね」

そう言った早貴は、昔を思い出し少し鼻をすすった。

「あれは、結局理由はなんだったの?桃子なら知ってるんじゃない、仲良かったし」
「まぁ、色々とね…。舞波は、自分が芸能界に本気で居たいと思っていない、って
ことに気づいちゃったのかな」

そう言われれば、確かにあまり前に出る子ではなかった。
だが早貴も当初は、ブースカと呼ばれ、目立たない後列メンバーの代表格のような
扱いだった。村上が今も℃-uteに存在していたら、MCなどで活躍する機会をおそらく
得ることは無かっただろう。

「ふーん、…というかそろそろ本題に入ってくれない?めぐが辞めた理由に、栞菜
たちが関わっている、ってあたりのホントを知りたいのよ」

早貴は痺れを切らしたように、少し怒気を含めた口調で言う。
あまりにも昔話が長すぎてちょっとばかり飽きてしまった。

「…めぐには彼氏がいたのよ」

目が覚める早貴。
そうだ、そういう刺激的な話が欲しかった。
この年頃の少女たちにとっての大好物である、男の子の話。
ただしアイドルとしての自分らにとっては毒物である。

もちろんベリキュー内にも、ボーイフレンドを持つメンバーは存在する。
だが、世間的には当然のごとく「男を知りません」というマスクを、現役の間は
かぶり続けなければならないのだ。
政治家が裏で何をしようとも「私は清廉潔白でございます」と、背筋を伸ばして
ハッキリと言い切らなければならないのと、少し似ている。認めたら、終わりだ。

「めぐに彼氏…、メールしているのは知ってたし、あの、写真撮られた人でしょ?
別にいまさら驚くほどでもないけど」

アタシは知っていたのよ、と言いたげに冷静に答える早貴。
桃子はかぶりを振った。

「ううん、あの人はそこまでの仲じゃなかった。少なくとも、ヤッてないはず」

話が生々しくなってきた。
早貴がぐいと身を乗り出す。

「あの人は…《は》ってことは、他にもいたの?」

栞菜が薄く笑った。不健康な部類に属する響きの、哂い声だった。

「何人居たっけ?桃子」
「両手で足りるくらいだったと思うけど…」

早貴は目を丸くした。とんでもないアイドルだ。

「そ、それって、どうなの?なんというか、親しい関係…だったり、まさか」

中学2年生、14歳。
いくら援助交際花盛りの現代社会だからといって、そんなに誰も彼もが不純異性交遊
にふけっているわけではないはず。基本的に(カラダ以外は)純情な早貴。
そう思いたかった。

「いや、めぐは基本的にヤリたいから、付き合ってたんだ」
「ションナ…!」

開いた口がふさがらない。二の句が告げない。
早貴はかつて同僚だった一人の少女を思い出す。
気の強い性格。屈託の無い笑顔。

何よりもファンを獲得したいと努力する、あふれんばかりの熱意。

(放課後呼び出しです!)

お仕置きされるべきなのは、めぐ、あんたのほうじゃないか。
アイドルは彼氏作っちゃいけない。ファンのために存在しているんだ。
少なくとも℃-uteは、そう言って、まっすぐに進んできたはず。

「でもね、…たぶん、めぐがそうなったのは、あたしたちのせいなんだ…」
「栞菜、何をしたの?彼女に何か言ったとか?なんで、黙ってたの!?」

早貴は立ち上がり、栞菜の両肩を掴む。桃子が割って入った。

「順を追って話すよ!落ち着いて、早貴。その前に…」

不意に桃子は、服を脱ぎ始める。Tシャツを頭から抜き、パジャマのズボンを
下ろした。栞菜もそれに倣い、裸になっていく。

突然のストリップショー。二人のヌードを、呆然と眺める早貴。

「…い、いきなり、何?二人とも、ハダカになっちゃって…や、やめてよ…」
「早貴、あたしの力を見せてあげる。栞菜、久しぶりだけど…、いい?」
「はは…怖いけど…、お手柔らかにお願いしますぅ〜」

ベッドに移動した二人。布団をはぎ、シーツの上に座り込む。
桃子の右手が、栞菜の白い胸を押さえた。んっ…と呻き、顔をにやけさせる少女。
そのまま、ゆっくりと押し倒し、重なり合う。

桃子は足を上げ、栞菜の太股にまたがるようにしがみついた。
少し後ろから見ていた早貴の位置からだと、プリッとしたお尻とぷっくりとした花びらが
丸見えになる。充血して赤く開いたそれは、まるで肉食獣の獰猛な口腔を思わせた。

「んー、桃子の体、やっぱりいい…ふかふかしてあったかいよ」

のしかかる桃子を抱きしめて、その首筋に顔を埋める栞菜。
舌を伸ばし、ペロペロと舐め始める。くすぐったそうに微笑む桃子。
ほっぺたをくっつけあい、じゃれあう。
髪の毛が絡み合い、汗は蒸気となり、部屋に拡散する。
思春期のむせかえるような性臭が漂った。

ちゅっちゅっ…お互いの上半身を絡めながら、唾液を塗りたくっていた二人。
思い出したように、キス。
唇が唇を挟み込み、ピーンと伸ばしては、再び吸い付く。

「あ…、桃子ぉ、ベロちょうだい…」

トロンとした目で、口を半開きにして、唇を筒のようにすぼめる栞菜。
桃子は唾液で光る、そのピンク色のホールに向かって、まっすぐ伸ばした舌をそっと突き入れた。
体温より少し温かい、ぬるぬるとした軟体動物のようなものが口腔に侵入する。
唇と歯茎の間でしつこく這い回り、まるで何か宝探しをするかのように動き回る。

鼻息が荒い。
ぴったりと押し付けられた顔。桃子は目を開けた。ゼロ距離で、ふぅふぅと悶える栞菜。
紅潮した頬、鼻の頭には、玉のようになった汗のしずく。しょっぱそう。
顔を少しずらすと、栞菜の鼻に自分の鼻が密着し、体液が混じりあう。
塞がれた呼吸穴。唇が塞がれていて、息もできない。

「んむ…、むぅ………ぷはっ!」

苦しそうな栞菜の様子を見て、顔を上げた桃子。
開放された鼻と唇から、一気に空気が流れ込み、栞菜はツンとするような桃子の唾液の
臭いを味わった。清廉な薫りではなく、ただ生臭い、人間の器官の真実の匂い。

あ、ああ…。だめだ。これ、この匂い。
あたし、これで、いつもおかしくなって…、あ、もう来てる…ぅ…。

桃子は右手を伸ばし、栞菜の下腹部に触れた。
わさわさとした陰毛は汗に濡れ、恥丘に貼り付いている。
そこからさらに下へ指先を伸ばす。陰核包皮から始まる、二つに割れたスリット。
肉割れに中指を沿わせる。ベトついた栞菜の熱い体液で、ぬるぬると滑る。
女のカラダは、実にいやらしく創られていた。

「栞菜、もーマンコ、びしゃびしゃだよ…濡れるの早いよぉ」
「あー、あー、ももこ…そこ、はやくぅ、指、入れてぇ…」

恥ずかしげもなく、太股をガニマタに広げて、女の入り口をアピールする少女。
桃子は横に寝そべり、栞菜の頭を左手で抱えた。
指先をカギ状にして、股間をさぐる。幾重にもなるひだの奥。
ぬぷり…と、膣口に挿し込まれる二つの指。根元でクリトリスを圧迫する。

はぁぁ…と、栞菜は眉間にしわを寄せ、鼻から息を出して、桃子の胸元へと顔をうずめた。

(あ…気持ちいいんだろうな…栞菜、あんな表情して…)

不意に始まったプレイに、最初は戸惑っていた早貴。
これが一体何の関係があるのかと、いぶかしげに思っていた。

しかし…すごい。
桃子のテクニック、というより天性のものだろう。
どこかいつも飄々としている栞菜が、あれほど簡単に心を奪われ、さらけ出す。
快感を無制限に受け入れ、恥ずかしさのかけらも無く、悶え狂う。

(もしかしたら、めぐも、桃子に溺れた事があったのかもしれない)

「…あー!んぁっ、ひいっ、ももっ!そんなにっ、だめっ…」

栞菜の股の間で、激しくピストン運動を繰り返す、桃子の二本指ペニス。
巻きついた陰唇がめくれ上がり、内臓チックなピンク色の肉壁を、べろんと露出させる。
白く泡立った愛液が、栞菜の本気度を示唆していた。

「あは、栞菜、そろそろ、イキたそうねぇ…」

耳元で小悪魔的表情を見せ、ささやきかける桃子。
涙と鼻汁を垂れ流しながら、あえぐ栞菜。

「ねえ、あたしのオマンコ舐めたい?」
「ひゃ、ふっ、…あっ、ん、なめ、…なめったひ…!んんぁっ!」

言葉にならない。桃子は指を止めた。

「ちゃんと言わなきゃ、ペロペロさせてあげないもん。まんまん、クンニしたい?」
「…はぁ、ふう、桃子ぉ、…桃子ちゃんの、まんこ、舐めたい、舐めたいよう…」

桃子はくるりと体を入れ替え、シックスナインの状態に持ち込んだ。
早貴と目が合う。驚いたことに、この状態でも彼女の目はひどく冷静だった。

「桃子…ほんとに興奮してない?」
「ウフフ、早貴。こういうことよ、アタシの業ってのは…」

栞菜の顔面に、桃子の美尻が押し付けられた。両手でピチピチとしたヒップを撫で付ける。
濃いピンク色の肛門のすぼまり。その下、小舟型に広がる肌色の陰唇。
針の穴のような膣口からは、絶え間なく透明な粘液が分泌され、周囲をテラテラと輝かせる。

今の栞菜には、数日間の断食を終えた後、テーブルに並べられた豪華ステーキと同様。
首を持ち上げて、かぶりついた。
鼻面を桃子の尻の穴に押し付け、嗅ぐ。ただひたすら、嗅ぐ。
肛門周囲はシャワーで洗い流され、もちろん便は付着していない。
親指でこじ開けるようにして、広げる。桃子は括約筋を緩め、直腸内部を露出させる。

内臓の臭気!
腸内のガスの臭気!
残存する便の臭気!

「ふぅ!桃子、お尻!お尻の匂い、もっと出してぇ!む、…んむ、んむっ…」

栞菜は、そのままおまんこにかぶりついた。複雑な陰唇、すべてを口の中に放り込むように。
周囲を濡らしていた液体は吸い尽くされ、さらにその甘露を求めようとする舌先が、桃子の
膣口に侵入する。

ラブジュースの刺激的な味わいが、栞菜の全身に伝わり、下腹部を反応させた。
桃子は再び栞菜の肉筒へ、指先を挿し込む。今度は3本だった。
先端で三角形を作るようにして、陰唇を掻き分け、奥へ突っ込む。
栞菜の太股が痙攣し、大きく股を広げた。

最初はゆっくりと、しかし次第にスピードを速めて、ピストン運動を繰り返す。
桃子の陰部に顔を突っ込み、狂ったように貪る栞菜。

早貴は下腹部が熱くなるのを感じていた。さきほど代えたばかりの下着、中央部分が湿り気を
帯びて、貼り付いているのを意識する。

(あたしも…したくなってきちゃった…)

そんな心を見透かしたのか、不意に顔を上げる桃子。早貴と目が合う。

「最初はめぐと、していたの」
「えっ……」

いきなり、話の続き?しかも栞菜を責め立てながら…。
まぁいいか、と、早貴は少し近寄り、耳を傾けた。

目の前に興奮した栞菜の陰部があるのは、少々落ち着かないが。

「簡単に言うとさ、…栞菜が℃-uteに入ってきて、で、あたしは栞菜とするように
なっちゃって、めぐがそれを怒ったんだよね。あたし達にとって『こういう事』は
単なるスポーツ、遊びでしかなかった。だから…、めぐの気持ちがわからなかった」

早貴は理解した。

めぐみは、桃子が好きだった。…そして、独占したかった。
そこへ、性の探求者、栞菜が入り込み、当然のように桃子との肉体関係に溺れる。
当然、面白くないめぐは、栞菜を怒ったことだろう。

「栞菜は言っちゃったんだよ、…そんなにセックスしたいなら、男とすれば?ってね。
間の悪いことに、その頃、めぐはプライベートで気のいい男友達、何人かと浅い関係に
あった」

ただでさえ、桃子とのプレイで体が開発されていためぐみ。
若い男の、単純で独りよがりな性行為だけで満足できるわけもなく、ボーイフレンド
漁りに精を出すことになる。

「で、…ストーカーに付きまとわれてたって話あったじゃん?あれ、本物のSTKも
いたけど、結局めぐに振られた男も含んでるんだよ。逆恨みの果てに、色々な感情が
入り混じって…、で、親も芸能活動に反対して…」

早貴はなんとも言いようが無かった。

「それで、めぐは、辞めた。それ以来、なぜか、あたしは、快感を忘れた…」

栞菜がクンニを止め、ひときわ大きく呻いた。
足先をピーンと伸ばし、つま先を丸める。オルガスムスに達した。

挿入された桃子の指先の隙間から、じゅわっ…と、白い汁があふれだす。
ヒップが緊張を増し、小刻みに波打って痙攣を繰り返した。
桃子が何かを察した様子で、慌ててベッドサイドにあったバスタオルを引っつかむ。
それを丸め、栞菜の陰部に当てた。
間もなくシュワシュワと音を立て、栞菜は小便を漏らし始める。

「…もう、栞菜って、すぐお漏らしするんだから、はー、くちゃいくちゃい!」

熱い液体は生地に吸い込まれ、次第にその重さを増して行く。
オシッコの青臭い薫りが広がり、ツンと早貴の鼻腔をくすぐった。

桃子は、栞菜を責めることなく、ずっと自分の体に責任を感じ続けている。
そんな彼女に、私ができることは…。

…ひとつしかない。

(つづく)


  1. 2008/06/14(土) 20:45:18|
  2. 41話〜|
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