まいみんこ

国民的アイドルが所属する某ハロプロのBとか℃とかのアダルト小説です

(44) 千聖のココロ

「男の子になるか、女の子になるかは、あなたが大きくなったら自分で決めなさい」

岡井千聖が母からそう言われたのは、7歳の時であった。

生まれてきた子どもには、2つの性器が付いていた。
いわく、おちんちんとワレメであった。産婦人科の医師は大変珍しがった。

「このように完全な双方の器官が存在するのは、大変まれな事なのです」

うろたえる両親に大して、学術的興味を隠せず興奮気味に語った。

通常、半陰陽というのはどちらかに片寄っていることが多く、その場合、未発達な
方の性的特徴を切除してしまうのだが、現状、この赤ん坊はどちらとも言いがたい
状態である。このまま、成長して思春期を迎えるまで、心の発達を待ち、精神的に
どちらのサイドにあるか見極めるのもひとつの手と言える。

そのような説明を受けた夫妻は、千聖を戸籍上では女性として育てることに決める。
実際、染色体は女性系であったが、それよりも父側の「娘」が欲しい、という
思いが強かったから、という理由が大きい。

かくして女の赤ちゃんとしてピンク色の産着に包まれて、箱入り娘として育てられる
かに見えた千聖であったが、2年後の妹、明日菜誕生により、溺愛お姫様の第一線
レギュラーから外れることになった。それ以降は、妹を守る兄貴のような存在へと
変質していく。半ズボンで公園を走り回り、近所のガキ大将たちのグループと
泥まみれで遊ぶ姿は、どこから見てもわんぱく坊主だった。

小さな明日菜は、頼りになるお姉ちゃんが大好きであり、父と母は「千聖おねえ
ちゃんの言うことを聞くんですよ」といつも言っていた。

千聖が小学校2年になった時、明日菜が幼稚園に入園した。少女にとっては、家族、
近所の町内、を経て、次の段階となる社会生活の始まりだった。

ここで事件が起きる。

明日菜は、身体検査を受けるために列に並んでいたのだが、その時一人の悪ガキ
が、明日菜のパンツを引きずり下ろしてしまったのである。当然、大事な部分が
丸見えになってしまい、当人はよくわからない恥ずかしさと悔しさで泣き出して
しまった。そこでバツが悪そうな悪ガキが、

「んだよーこんなんで泣くなよぉ、かわりにオラの見せてやっからさー!」

と、自分のパンツをめくって、小さなおちんちんを明日菜に見せ付けた。周囲の
女児は「きゃあ」「やだぁ」と、本気ではなくポーズとしてやいのやいの騒ぐ。
だが、明日菜の反応は冷たかった。

「そんなのお姉ちゃんだってついてるもん、別に見たくないもん…」

この発言が火を吹いた。
…お姉ちゃんじゃなくて、お兄ちゃんの間違いだろ。
…いやちがうよ、お姉ちゃんだもん、千聖お姉ちゃん。
…チンチン付いてんだから男だろ。女は何にも無いんだぞ。

事情を知っていた先生の仲裁でそこは落ち着いたが、当然明日菜の頭の中のハテナは
膨らむばかりだ。帰路、迎えに来た母親に尋ねた。

「お姉ちゃんはおちんちん付いてるから、ほんとは男の子なんじゃないの?」

突然の質問に、母親は言葉を濁すばかりだった。真実を告げたところで、幼稚園児が
納得できるとは思えなかったのだ。
夕方、赤いランドセルを背負い半ズボン姿のボーイッシュな姿の千聖は、玄関に
入るなり人生の命題を突きつけられることになる。

「お姉ちゃんは男なの?女なの?」
「えっ…、な、なに?いきなり…明日菜ってば、あたしはホラ、女でしょ」
と言って、赤いランドセルを背中から取り、掲げて見せた。だが明日菜は首を振る。

「でも、おちんちん付いてる…お風呂で見てるもん…」

まぁそうなんだけど…確かに。
でも、自分だってよくわかってないのに…生まれたときからこのカラダなのに。

千聖は明日菜を居間に残し、台所の母のところへ向かった。夕食の用意をしている
その背中に、静かに語りかけた。

「…お母さん、明日菜が変に思ってるんだけど、あたしどうすればいいかな?」
「千聖は、どっちだと思う?自分の心の中に聞いてごらんなさい」
「えーわかんない、…男の子とサッカーするのは好きだし、女の子とお話しする
のも楽しいし、あ、でもスカートはあまり好きじゃないかな?」

母が振り返り、かがんで目線を千聖に合わせた。その小さな日焼けした手のひらを
包むように両手で握る。大事なことを言うんだ、幼いココロにもそれはわかった。

「あのね、千聖。あなたがわからないように、あたしも、お父さんも、…明日菜も
わからないのよ。だから…、男の子になるか、女の子になるかは、あなたが大きく
なったら自分で決めなさい。それがどちらであっても、あなたが、あたしの子ども
であることには変わりはないのだから…」

そう言って、強く抱きしめる。母の香水のいい匂いが、千聖の鼻をくすぐった。

その日の夕食。
テレビの画面には、華やかなスポットライトの下で歌い踊るモーニング娘。の姿が
あった。多くのファンの声援に囲まれて、輝く綺麗な少女たちの姿。
千聖の脳裏に、ひとつの考えが浮かんだ。

こういう「アイドル」になれたら、あたしはもっと自分のことが、よくわかるの
だろうか?もし、なれないとすれば、あたしはやっぱり男の子なのだろうか?

「明日菜…、もしお姉ちゃんがさ、モー娘。に入ったら、どうする?」
「ええっ!?なんで?なれないよ、無理だよぉ!」
「もしも、だってば…でもそうなったら、あたし立派な女の子ってことだよね?」



時は数ヶ月進み、夏真っ盛り。ギラギラと照りつける太陽の中、子どもたちが川原を
歩いていた。

「カーット!OK、次のシーン行こうか!」

「あっつぃよぉぉ…、れなさん、じゃなくて舞美ちゃん、アイス食べたくない?」
「あんまり冷たいものばかり食べると、おなか壊すよ、千奈美」

映画「仔犬ダン」の撮影は、出演者のほとんどが演技に関して素人である、という
ことを前提にした上で評価すれば、大変順調に進んでいた。
炎天下の撮影と言うこともあり、昼間のもっとも暑い時間帯は休憩に使われる。
だが子どもたちは元気だった。ロケ現場は郊外である。川原と林だらけの自然が
珍しい都会っ子たちは、グループを組んでわいわいと遊んでいた。

千聖は年の近い早貴と一緒に、昆虫を探して草を掻き分けていた。

「千聖ちゃん、こっちにバッタとかいるよぉー」
「すごーい!じゃあ、今度はあたし、あっちの林を見てくるね」

早貴から離れて、少し上り坂の雑木林に入る千聖。実は別の目的があった。

(おしっこ!おしっこ漏れちゃうっ!)

ロケ隊が止まっている車の駐車場まで行けばトイレがあるのだが、遊んでいるうちに
結構離れてしまったので、この辺でしてしまったほうが早い。女の子とは言っても
羞恥心的には全くの子どもであった。ガサガサと枯れ草を踏んで、林に入り込む。
だが、そこには先客が居た。ここは満員だぜ。

「あれ?桃子ちゃんじゃないかな、しゃがみこんで何をやってんだろう…」

ザッザッっと獣道を突き進み、あと2mの所まで近づく。お尻丸出しでしゃがみこんで
いる桃子。ギョッとした顔で振り向いたが、相手が千聖と見ると、少しほっとした
表情に和らぐ。

「…桃子ちゃんなにしてんの?」と、千聖は間抜けな質問をした。桃子は千聖を
無視して正面を向くと、お腹に力を入れた。モリモリとお尻から黒茶色のウンコが
排泄されて、土の上に盛られていく。桃子はふぅーと息をつき、振り向いた。

「なに見てんのよ。お腹が痛くて、我慢できなかったんだよ!千聖、ティッシュ
持ってない?」

お腹が痛いのは多分食べすぎだろう。桃子ちゃん、昼の弁当も人の分までガツガツ
食べてたし、カキ氷も何杯もおかわりしてたよね。あたしのジュースも取ったし…。

と、年長者に対しては心の中で非難をしつつ、千聖はポケットティッシュを手渡した。
桃子は3枚ほどペーパーを重ね、かなり適当にお尻を拭いて立ち上がり、よれよれの
パンツを履いた。そのまま自然に残りのティッシュを自分のポケットにねじこむと
足先で土を蹴飛ばし、糞臭を放っている自分のウンコを覆った。

「千聖はどうしたの?あんたもオシッコ?」
「あっ、そうだった!漏れちゃう…」

衝撃的な出来事があったため、すっかり尿意のことを忘れていたが、膀胱はパンパンに
ふくらんでいる。千聖は手近の木の前に立ち、半ズボンのジッパーを下ろした。
パンツをずらして、小さなペニスをつまみ出す。すぐに小便が放物線を描いて飛び出し
木の幹を濡らし始めた。

ふぅ…、危ない危ない、ズボンにちびっちゃうところだった…。と安心した千聖の
視線に、その放尿姿を覗き込む桃子の顔が写った。細い目を大きく見開いて、口を
ぽかんと開けている。なにかすごく驚いているようだ…って、ああっ!

(しまったっ!おちんちん見せちゃった!女の子ってことでキッズ入ってるのに!)

ペニスから最後の一滴がびゅっと飛び出し、オシッコが止まる。だが千聖はそのまま
固まったまま動けない。桃子の顔が自分の恥ずかしい部分にさらに近づいた。

「…ねぇ、これ、おちんちん?あら?千聖って男の子だったの?」
「あ、いや…ほんとうは女なんだけど、あ、でも、男の子でもあるし…、実は
お母さんもよくわからないって言ってるんだ…」
「ふーん?へんなのー、まぁいっか。ねえ、よく見せてくれる、ここ」

そう言って、有無を言わさず半ズボンとパンツを下ろされてしまった千聖。
桃子は千聖の包茎ペニスを、つまんだり引っ張ったりして遊んでみた。先っちょを
持ち上げて、股下を覗き込む。

「おちんちんの下は、割れてるんだね。ここはあたしと同じだぁ…」

同じ、ということは明日菜みたいに、ツルリとしたスジがあるだけなのだろう。

「桃子ちゃんは普通に女の子なんだね、いいなあ…」
「そう?でも二つあると得した感じするじゃん、多くてラッキーみたいな」
「えっ?ラッキー?そうなのかな…」

この当時の千聖の知識には「膣」や「子宮」というものが無い。おちんちんがあるか
無いかだけが男女の性差だと思っているので、意味がわからなかった。
真に「超ラッキー!」と感じるには、まだあと6年の歳月を必要とすることになる…。

その日の夜。
映画の製作も大詰め、全員が集まって郊外ロケをするのは明日で最後となる。
その為、子ども達の思い出作りという粋な一面もあって、スタッフに加えキッズ全員が
旅館で一泊することになった。親の居ない外泊が初めてという子も多い。

千聖もその一人だ。人数が多いため2つの和室部屋に分かれ、その部屋には他に
村上愛(めぐみ)、桃子、友理奈、舞波、早貴がいた。

「はい、桃子はそこ!ああ、勝手に荷物置かない!あとあたしは窓際に寝るからね」
部屋に入るなり、いきなり仕切り始める、めぐ。
桃子はブツブツ文句を言っている。早貴はテーブルのみかんを食い、大人しそうな舞波は
クゥーン…と、隅に追いやられ、友理奈はどこに座ったらいいものかと、リュックを
持って立ちすくんでいた。

(めぐみちゃんはなんか迫力あるなあ…)

撮影の時にも思ったけど、ちょっとこのお姉ちゃんは怖い。いつか一緒にユニットで
歌うことになるのかな?でも、すぐ怒りそうだ。と千聖は肩をすくめた。

部屋のふすまが開く。隣のグループの舞美が顔を出して、キョロキョロとあたりを
見渡した。

「なんだ、別の部屋って言っても、つながってるんじゃん…。ねえめぐ、お風呂
行こうよ、みんなもさ、昼間すごい汗かいちゃったから気持ち悪くて…」
「お風呂!いいねえ、テンション上がるわねぇ、たしかでっかい大浴場があったよね」
舞美の後ろから顔を出した、えりかもそれに賛同する。

「スタッフさんが、18時までは貸切にしてあるからって言ってたよ…」

ボソッと喋る舞波。あと1時間くらいしかない。早く言え!と殴りつけるめぐ。
リュックを開けて、着替えの準備をし始める一同。
だがその中に、もじもじとしている者が2名存在する。千聖と友理奈だった。

「あ、あのあたしはお風呂はいいです…ここで待ってます」
「どうしたの?友理奈ちゃん、体調でも悪いの?あ、生理…はまだ早いか」

友理奈は首を振り、そのままうつむいてしまう。舞美がアハハと笑った。

「そっか、もしかしたら恥ずかしいんじゃない?みんなとお風呂入るの。気にしない
気にしない!あたしなんてまだ兄貴と入ってるくらいだよっ!」
「あたしもー、パパと入ってるよ」と、千奈美。
「ええっ、うそっ!無理無理っ!絶対無理っ」真っ赤になっているみやびちゃん。

「自分もお風呂はいい」
と、言い出すタイミングを失い、騒然となっている一同を呆然と眺める千聖。

友理奈ちゃん…どうしたのかな?やっぱ恥ずかしいのかな。あたしはどうしよう?
やっぱり、バレたらまずいよね?女の子としてここに来てるんだし…。
このまま隠し通したほうがいいんだよね…?

迷った千聖は、思わず桃子に目線を移した。なんとなく、であったが、ついさっき
秘密がバレテしまったことによる親近感というものが、心の中にあったのかも
しれない。桃子は千聖の視線に気づくと、なぜか強くうなずいてニコリと笑った。
そのままスタスタと部屋の中央へ歩き始め、友理奈の前に立つ。

(えっ…なに?桃子ちゃん…何をするの?)

「友理奈、恥ずかしがることなんてないよ。どんな体だって、あたしたちは仲間
なんだからね。何しろ千聖なんて、おちんちん付いているくらいなんだから!」

一瞬の沈黙。舞美がぽかんと口を開けた。全員の目線が、千聖に一気に集中する。
彼…いや彼女の背中を、一筋の汗が伝った。

「えええええええっ!」
(桃子ちゃん!言っちゃう?そこで言っちゃう?あー、もうしょうがない…!)

どういうこと?えっ、男の子でもキッズになれるの?ああ、でも千聖ならわかる気が
するかも!…などと、どよめいている一同の前で、千聖は無言で半ズボンを下ろした。
白いパンツをめくると、ピョコリと飛び出す小さな小指大のオチンチン。
顔を近づけ、おそるおそるそれをつまんで引っ張る、舞美。

「本物だ…でもちっちゃいね、お兄ちゃんのはもっと大きいよ、先っぽもなんか違う」
「舞美、歳が違うんだから比べても…ん?友理奈どうしたの?」

桃子は友理奈の異常な驚愕に気がついた。両手で口を押さえて、目を思いっきり
見開いて震えている。うそ…、うそ…とつぶやいているようだった。

「どうしたの?え、何?『あたしも…』だってぇ?…まさか、もしかしたら」

桃子は座り込んでいる友理奈の背後にスルリと回りこみ、はがいじめにする。
「あっ!やだぁっ…!」
「めぐ、友理奈のパンツ脱がしちゃえ、もしかしたらこの子も…」
「えっ、まさかぁ…」といいつつ、めぐみは友理奈のスパッツに手をかけると、パンツ
ごと一気に膝まで引きずり下ろした。
日に焼けたお腹とオヘソ、その下の白い下腹部。足の付け根、中心部分にダラリと
白へびのようなペニスが寝そべっている。唖然とする一同。まさか2人目が!

「いやぁん…見ないでぇ!…きゃ!やだ、触っちゃぁ…汚いよぉ」

めぐみは友理奈のペニスを掴んだ。千聖のよりはるかに太くて長い。先端の皮が剥け
ピンク色の亀頭が半分ほど露出している。指で包皮をつまんで根元に引き下げると
恥垢の溜まったカリの部分を皮が締め付けた。痛がる友理奈。
「わっ、やだ、これどうしよう、戻るのかな?」
めぐみが慌てていじくり回すと、その刺激に反応したのか、友理奈の陰茎が硬くなる。
次第に起き上がっていき、ニョキっと真上を向いた。どよめく一同。

「あー、こんな感じだよ、うちの兄貴の!にしても、…もしかしたらまだ男の子が
いるんじゃないの…、こんなかにさ…」
と言って、周囲を見渡す舞美。他のメンバーもお互いを見て、苦笑い。
「そう言ってる舞美こそ、なんか男の子っぽいんだけど?」桃子が指摘した。
「ガーッ!そ、そんなことないよ!あたしはレディ!よーし、服脱ごうか?」

「あ、あのー……」
舞波が、遠慮がちに声を上げた。全員の視線の集中に、ドギマギしている。
「み、みんなでお風呂に入るんだったら、すぐにわかるんじゃない?というか、時間
マジでそろそろ無いんだけど…あっ!」
「早く言えっ!」
「クゥーン…」
めぐみの鉄拳が、再び舞波に飛んだ。
無言でうなづく一同、おのおのリュックから取り出した着替えを手に部屋を出た。

大浴場にて、ハロプロキッズ・仔犬ダン組の裸で身体検査。
果たしてそれから、新しい性の目覚めが始まるのだろうか?

それを知っているのは、9つのワレメと、2つのチンコだけであった。

(前編終わり・後編に続きます)

  1. 2008/04/17(木) 22:38:00|
  2. 41話〜|
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